FX口座開設
大幅米バーナンキが示唆した市況刺激策の規模は1400億〜1500億南アランド(関係筋によると、国民一人当たりに800南アランド、1世帯に1600南アランドの割戻金の支払いや、会社投資を奨励するための税優遇措置などとなる可能性)とマーケットの予測範囲の上限となったものの、詳細が大幅バーナンキの会見で示唆されなかったことから、マーケットにとっては失望となった。
また、1400〜1500億南アランド規模の財政支出では市況を上向かせることは難しいとの悲観的な見方が多い。
今後の米当局による市況対策の内容を見極めていくこととなるもの、すでに短期の減税や今月30日のFOMCでの0.50%の利息低下は完全に織り込まれており、マーケットの不安感を鎮めることは難しいだろう。
より積極的な政治対策の催促相場となり、株式マーケットは軟調に変遷し、南アランド/円、クロス円ともじわじわと下値を探る状況が続くとみたほうが良さそうだ。
また今週は、米経済指標は少ないものの、木曜日のリッチモンド地区連邦銀行製造業市況見通し指標や木曜日の中古不動産販売件数が米市況動向を占う上で重要となる。
また木曜日に示唆予定となっている米銀大手バンク・オブ・豪州の第4クォーター決算に注目したい。
→FX口座開設
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。